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聴覚過敏・ミソフォニアのちがいと共通点は?

日常生活で音が苦しい・音が気になる原因に「聴覚過敏」と「ミソフォニア」という症状があります。

「音に過敏になっている」ことや「検索結果*」から本来はミソフォニアに近い症状をお持ちの方でも聴覚過敏だと誤って認識してしまうほど、理解しにくい部分があります。

聴覚過敏とミソフォニアこれらは診断や治療がまだ定まっていませんが、現段階でわかっているそれぞれの症状についてまとめてみました。こちらを参考にご自身の理解や対策につながれば嬉しいです。

1.ズバリ違いは音からくる感じ方・共通点についてもチェック

聴覚過敏とミソフォニアの違いは大きく4つあり、苦手な音の種類音からくる感情をおさえると理解しやすいと思います。

【違いポイントは4つ】

  • 苦手な音の種類
  • 音からくる感情
  • 症状が出る原因

聴覚過敏・ミソフォニアとは

聴覚を専門に研究されている先生にお話を伺うと、どういう感じ方をするかがポイントになるそうです。

聴覚過敏・・・すべての音を拾ってしまう。音が大きく聞こえるように感じ苦痛や不安になる。

ミソフォニア・・・人が出す音やある特定の音を聞くと嫌悪感(回避・怒り・憎しみ) に駆られる。音量の大小は関係ない。

 

本来これらの症状は似た原因同士というわけではありませんが、聴覚過敏の方が普段の生活で音に敏感になっているということから音に対するストレスが強くなりある特定の音が苦手になった=ミソフォニアを併存することもあります。

これらの原因は解明されていないことや、耳鼻科・精神科・脳外科3つの科から紐解いていかないと原因がわからないため、

医院に行き誤って本来はミソフォニアなのに「聴覚過敏」と誤診されるケースなど、医師に救いを求めたいけど解決できないことがあるのが現状です。

※聴覚過敏をおさえる薬を処方してくれる先生もなかにはいらっしゃるようです!

聴覚過敏・ミソフォニアの共通点

通常の聴覚をもっている点や音に対する恐怖感・音を聞くことによってストレスや不安を感じる点は同じです。

  • 音への恐怖感
  • 音への恐怖感
  • 音へのストレスや不安
  • 音へのトラウマが強くなるとより悪化する

また色々調べていくと、音に対する恐怖心が高まり、音へのトラウマが強まると症状が悪化していくという点も共通点だとiroiroは考えています。

それぞれの原因については後ほどご紹介しますが、原因やきっかけだけでなく、トラウマになっていく体験数やストレス度によって音への感じ方(聞こえ方や不安感などの感情)が強まっていってしまうので、環境や捉え方を変えていくことも重要になってくると推測しています。

 

それではもう少しそれぞれをみていきましょう!

 

2.聴覚過敏とミソフォニアそれぞれの苦手な音の種類

聴覚過敏は電子音や生活音などモノ中心の音。また多くの方が拾えてしない音まで聞こえています。

一方、ミソフォニアは人が出す音や体験からくるストレスがトリガーになっています。

 

(図)

 

3.聴覚過敏について

聴覚過敏・・・すべての音を拾ってしまう。音が大きく聞こえるように感じ苦痛や不安になる。

耳のフィルターがうまく機能せず、音が大きく聞こえてしまう症状。また苦痛や不安につながる。

人の聞こえない音までを拾ってしまう。生活のすべてが大音量で流れており、突発音のあるイベントへの参加や音が多いショッピングモールやレストランなど行ける範囲に制限がかかってしまう。

発達障害者がなりやすい感覚過敏の一種で先天性が原因で発症することが多い。

しかし事故などをきっかけに後天的になることもあるといわれています。

症状レベルには重軽度があり、耳をおさえるほどのレベルになると防音アイテム(イヤーマフ・耳栓・イヤホン)を活用して生活。子供の時ほど耳が過敏で重度。特にイヤーマフを好んで使用する方が多い。

ミソフォニアを併用している方はめずらしくない。

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黒板をひっかく音への嫌悪感もミソフォニアの一種と言われている。
2015年以降に症状として認識され海外では研究は始まっているが日本では専門家がいない。
2018年にミソフォニアという名前がインターネットで紹介された。

・・・や・・・について記載しています。

聴覚過敏の症状をより詳しく知りたい方は「・・・」をご覧ください。

◯ 合わせて読みたい記事:聴覚過敏とは

 

4.ミソフォニアについて

ミソフォニア・・・人が出す音やある特定の音を聞くと嫌悪感(回避・怒り・憎しみ) に駆られる。音量の大小は関係ない。

神経質な人になりやすく、ある特定の音への嫌悪感。怒りや憎しみの感情が湧いてしまう。

父親の咀嚼音、嫌いな上司のタイピング音など家や会社など閉ざされた空間の中や人の出す音が苦手。

気づけばトリガーになっているということもあるが、相手とその時のネガティブな感情が重なりトリガーになっている。

現代病とも言われており、ストレスを持つことである特定の音に過敏にストレスを感じ症状が悪化する。

※ストレス社会なので、誰でもなる症状でもある!

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黒板をひっかく音への嫌悪感もミソフォニアの一種と言われている。
2015年以降に症状として認識され海外では研究は始まっているが日本では専門家がいない。
2018年にミソフォニアという名前がインターネットで紹介された。