防音アイテムと私

【2023年4月】聴覚過敏の私が思うノイズキャンセリングの選び方と着用レビュー

聴覚過敏の全盛期の頃に使い始めたのがノイズキャンセリングイヤホンです。当時の自分はどんな商品を選べばよいか分からなく戸惑っていました。そこで今回は自分が今まで使ったノイズキャンセリングイヤホンのレビューをまとめてみました。

ノイズキャンセリング機能の種類

ノイズキャンセリングイヤホンの機能は、「パッシブノイズキャンセリング」、「アクティブノイズキャンセリング」という2種があります。

「パッシブノイズキャンセリング」とは、周りで発生する騒音や雑音を物理的に耳に届かなくする機能のことをいいます。外部の音が入らないため、常にノイズを遮断することができると同時にデジタル処理に頼らないことからバッテリーの消費も必要ないというメリットがあります。

「アクティブノイズキャンセリング」は物理的に騒音や雑音を遮断する「パッシブノイズキャンセリング」タイプとは別にデジタル処理によって騒音を打ち消す機能をいいます。アプリと連携して周囲の音を検知しながら環境に合わせて切り替えることもできます。

選び方のポイント

ノイズキャンセリングを選ぶ時のポイントとしては、遮音性も大切ですが、周囲の音を調整できる物を選ぶ事が重要です。また、長時間つけたいと考えている方はそれを装着した時に自分に合った物を見つける事が大切です。

*買う時の絶対条件*
  • 遮音性
    気になる音や騒音をカットしてくれるのか。
    (遮音性が高すぎると外す時不快な感覚が出てしまいます。)
  • 着用感
    イヤーマフを着用した時着けた時のつけ心地が違和感がないのかも大事
  • バッテリーが長持ちするのか

私が選ぶノイズキャンセリングのまとめ

私が思うノイズキャンセリングイヤホンを買う時のオススメの選び方

ノイキャンに求めることは、「遮音性」、「着用感」、「バッテリーの消費時間が長い」の順で決めています。最初に大事なのは「遮音性」です。苦手な音や気になる音に対して遮音できるのかを探す事が大事です。また、アプリで連携するノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ事がベストです。その次に「着用感」です。自分に合った物を使用する事でノイズキャンセリングイヤホンの機能が上がります。自分の好きなイヤホンを見つけることをオススメします。最後に「バッテリーの消費時間が長い」のを買うことです。

自分が思うノイズキャンセリングイヤホンのデメリットや注意点

長時間ノイズキャンセリングイヤホンを使用し続けると他の音の耐性が減り、敏感になり易い。場所や周囲の音の状態を見てつけ外しをすることを意識するように。

レビュー

自分が今まで使用してきた「ノイズキャンセリングイヤホン」3選をレビューします。レビューの基準はこのようになっています。

  • 5評価レビュー
  • 特徴
  • 聴覚過敏の人に向いているかどうか
  • 遮音性
  • つけ外しはしやすいか
  • つけ心地
  • 声の篭りやすいのか

Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Canceling headphones 

私が長年お世話になっているノイズキャンセリングイヤホン

特徴
有線型イヤホンで青の部分をスライドやボタンを押したらノイズキャンセリング機能の調整ができます。イヤーピースの素材はシリコン製。

聴覚過敏向け/どんな場所に向いているのか?
少し電子音が苦手な人にはあまり向いてないと感じてます。しかし、雑音や些細な音が気になる時に使用することをオススメします。食事会など人と食事したり、会話する時でもオススメ。

遮音性 4.0/5.0点
小さな音や少しの騒音(電車、駅、教室)など気になる音には遮音できますが、基本遮音性には問題はないが、突発音になるとノイズキャンセリング機能が外れてしまうので気をつけた方がいいと思う。

つけ心地 3.9/5.0点
耳を引っ掛けるようにつけるのでフィット感がよいが、長時間つけると耳が痒くなりやすいと感じる。

声の篭りにくい3.5/5.0点
密閉感は薄いが、少し声が篭りやすい。しかし、ノイズキャンセリング機能があると密閉が強く感じてしまう。

JVC HA-A5T-R

ポップで可愛らしいノイズキャンセリングイヤホン

特徴
無型イヤホンで小さくてデザインや色がとても可愛らしい。使い方はairpodsと同じ感じ。イヤーピースの素材はシリコン製。

聴覚過敏向け/どんな場所に向いているのか?
少し電子音が苦手な人にはあまり向いてないと感じてます。しかし、雑音や些細な音が気になる時に使用することをオススメします。食事会など人と食事したり、会話する時でもオススメします。また、運動する時に音楽を流しながら聞く時にもおすすめ。

遮音性 4.0/5.0点
小さな音や少しの騒音(電車、駅、教室)など気になる音には遮音できますが、基本遮音性には問題はないが、突発音になるとノイズキャンセリング機能が外れてしまうので気をつけた方がいいと思う。

つけ心地 3.9/5.0点
付けやすくて、耳とイヤホンのフィット感がよいが、長時間つけると耳が痒くなりやすいと感じる。

声の篭りにくい3.5/5.0点
密閉感は弱めだが、ノイズキャンセリング機能があると密閉が強く感じてしまう。

sony wfxb700

初めてイヤホンを作った会社のノイズキャンセリングイヤホン

特徴
無型イヤホンで小さくて軽い。使い方はairpodsと同じ感じ。
イヤーピースの素材はシリコン製。

聴覚過敏向け/どんな場所に向いているのか
雑音や些細な音が気になる時に使用することをオススメします。食事会など人と食事や会話、運動する時に音楽を流しながら聞く時にもおすすめ。質が上品。

遮音性 4.0/5.0点
小さな音や少しの騒音(電車、駅、教室)など気になる音には遮音できますが、基本遮音性には問題はないが、突発音になるとノイズキャンセリング機能が外れてしまうので気をつけた方がいいと思う。

つけ心地 3.5/5.0点
付けやすくて、耳とイヤホンのフィット感がよいが、長時間つけると耳が痒くなりやすいと感じる。中に入れた時に少し痛い。長時間つけると疲れやすい。

声の篭りにくい3.5/5.0点
ノイズキャンセリング機能になると密閉が強め。


ABOUT ME
Hikaru
聴覚過敏・ミソフォニア。中高の6年間は日常使いとして防音アイテム「イヤーマフ・耳栓・ノイズキャンセリング」を状況や音に合わせて着用。自分の体験や調べたものを同じく悩んでいる人の役に立ちたいと体験談記事20本を掲載しています。