自律神経の乱れやストレスを感じていると音が大きく聞こえる?!

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稚拙な記事状態ですが、少しでも困っている人の手助けになればと思い公開状態で修正しています。

今しばらくお待ちください。

聴覚過敏により学校生活が大変だった経験、日常的に使用できる防音アイテムを探す日々が10年経ちました。年齢を重ねるにつれて感じたのは ストレス状態が強いと音に敏感になりやすいということです。

今回は「ストレスと聴覚過敏」について実体験を元にお話したいと思います。

目次

ストレスを強く感じると音が大きく聞こえる原因は?

イメージのしやすい例だと「食事中の咀嚼音」

食事中に隣の席の人が「クチャクチャ」と咀嚼していると、どんどんその音への不快感は高まり、咀嚼音ばかりを拾ってしまい、食事に集中できなくなる。

聴覚過敏をもつ私の場合「授業中のチョークの擦れる音」

黒板に字を書く時のチョーク音と黒板での「キー!カッカッキーッ!」と擦れる音。
この音に対して不快感を感じてから、黒板を使用する授業が毎度チョーク音が気になるように。チョーク音へのストレスが増し、日に日にチョーク音が大きく聞こえ、授業さえ受けたくない気持ちに。
先生の声よりチョーク音が苦痛な 気持ちに…。

調べてみるとこのストレスが強くなると音が大きく聞こえる原因は、“自律神経の乱れが起因しているそうです。

音に対するストレスが強くなる事で、音の情報を処理する脳機能がうまく機能出来なくなったり、鼓膜による音の大小を調整する機能が出来なくなる事で音が大きく聞こえたり、普段聞こえてない音が聞こえやすくなります。

苦手だった音もストレス環境から離れると気にならなくなる!

嫌な音がある空間に居続ける「我慢」がストレス増加に

苦手な音が多い「学校」は嫌でも音に耐える時間と感じるようになっていました。

学校という空間にいる間は常に周囲の音に苦痛という感覚が残った結果、音に対するストレスが高まり今までは気にならなかった音までも大きく聞こえたりしていました。

「音に我慢」以上にストレス増加の原因になった「周囲の目」

苦手な音(校内放送、マイク、黒板を書く音、黄色歓声など)に対する私の反応は(他の子は気にならない)音に対する私の反応が周囲からみておかしく見えてしまったことで「変な子」と扱われたりされることや面白がって真似をされることで音=恐怖以上に周囲の目が嫌で音に対する過敏度は増していました。

またイヤーマフやノイズキャンセリングなど防音アイテムを着用しながら生活していたことで、他学年に勘違いされる事が多かったことによりストレスに感じる機会が増えました。

その結果、音の苦手意識と遮音性が高い防音アイテムの依存性が高くなったうえ「視線」や「音」により学校の「空間」がしんどく、ストレスが強くなるほど音への過敏性が上がっていきました

学校「空間」から解放された今、音に対するストレスがなくなった!

学生生活特に高2,高3は苦手な音が増え、過敏性も高まり一番音に過敏だったにも関わらず、学校卒業して数ヶ月経たずで今までが嘘のように音への過敏性は下がり防音アイテムを使う頻度も減りました。

日常的に苦手だった音は大きく聞こえず、また行くことができなかった場所でさえも防音アイテムがなくても出掛けられるようになっていたのです。

今まではストレスや負の感情を日常的に感じていましたが、その気持ちは減り、さらに音があまり気にならなくなったので音への苦手意識が薄くなっていたのです。

大事なのは音対策よりも前に「ストレスを溜め込まない方法」を模索すること

一番伝えたいのは、「ストレスを溜め込めないように工夫する事が大事」ということです。

当時は気付きませんでしたが、学校生活と卒業後の生活で大きく音に対する感じ方が違うことから、聴覚過敏の症状の悪化は”ストレス”がとても大きく関係していました。

苦手な音に困っていると、どうしても「音に慣れていくこと」や「防音対策」に注力しがちですが、実は「音に対するストレスを減らす」ことこそがまずは大事だと感じています。

ストレスの根源を和らげる事や生活習慣を変える事もおすすめです。

もちろん「遮音」や「安心感」を持ちたくて防音対策も必要ですが、遮音性が強すぎる防音アイテムを使用していくことはあまりおすすめしません。なぜならストレスが強くなる事で強い防音アイテムを使用すると音に対する耐性が下がりさらに悪化または防音アイテムへの依存度が高まるからです。

また、苦手な音に対して過敏になるリスクもあります。

さいごに

ストレス状態が強いと音に敏感になりやすいということを実体験を元に書きました。

私自身このことに気付かず遮音性が高い防音アイテムを着用すれば、音に対する恐怖心や不安が和らぐと思っていました。しかし、さらに音に対する過敏度は増し、防音アイテムの着用への依存度が高まり悪化した経験があったことから

防音アイテムに頼る事より、ストレスを減らす事が大事だと言うことを知れば悪化を避けれると思い書かせてもらいました。

この記事を書いた人

聴覚過敏・ミソフォニアの両方持っています。中学高校の6年間は防音アイテム(イヤーマフ・耳栓・ノイズキャンセリング)を音や状況に合わせて着用。同じ悩みを抱えている人などの役に立ちたいと思い、私の音の感じ方や聞こえ方など実体験記事20本を掲載しています。私の実体験・事例はこちらのURLからご覧ください!↓↓

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