友達や出会った人に「聴覚過敏/ミソフォニア」を聞くと気づいている人は結構いる!

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製作途中の内容を公開している状態です。年内にすべての記事を修正をかけ、完成させる予定です。
稚拙な記事状態ですが、少しでも困っている人の手助けになればと思い公開状態で修正しています。

今しばらくお待ちください。

iroiroの活動を始めてから、久しぶりに会う友人や初めて出会った方に必ずiroiroの活動について紹介しています。そして「聴覚過敏・ミソフォニアって知っている?」と伺ってみると、意外と”知っている・気づいている方”はいることに気付きます!

基本的には「何それ?」「初めて聞いた!」という方が多数ですが、

  • 小学校の先生
  • 保育園の先生
  • 専門学校の心理カウンセラー科教員
  • 発達研究をしている先生
  • 建築士

などやはり音に敏感な時期の10〜20代と関わる先生は大学時代に授業で学ぶこともあり、「聴覚過敏」は知っているそうです。

その方たちに「すべての音が大きく聞こえるのではなく、ある特定の音が苦手で嫌悪感があるのがミソフォニアで」と説明をすると、「あ~!それがミソフォニアか!たしかに、なんでこの音だけダメなんだろう?この音だけ嫌なのかな?という子はいるいる!」という声は印象的でした。

そして意外だったのは、建築系の方の多くは “聴覚過敏・ミソフォニアを知っている”という説。

建築材料・住宅設備を行う企業に長年勤めているその方が言うには「新築を建てる時、気にならない音も”大きく聞こえる”や”擦れるこの音が嫌だから素材を変えてほしい”などミソフォニアにあたる声は多く聞いてきた。」「建築系で働いている人、特に住宅設備で仕事している人は、聴覚過敏やミソフォニアを持っている人結構いるなー。と思っていると思うよ。」「”聴覚過敏”という言葉は結構知っているんじゃないかな。ミソフォニアも意外と知っている人は知っていると思う。とにかく音に敏感な人は多いと感じていると思うよ。」

という声をいただき、活動をはじめたばかりでgoogle検索しても情報が少なかったことからこの気付きは私にとっては発見でした。

聴覚過敏を知る先生の声

イヤーマフなど目に見えてわかる防音アイテムをつける子供たちは少ないけども、音で困っている子供たちは結構いるそうです。

保護者の方や本人から声を挙げてもらうことは対応しやすいけども、

例えば、それが聴覚過敏やミソフォニアだと知らない子どもが、”耳を抑えたり” ”音で苦しむ顔や行動” を見ると「もしかしたら防音アイテムしたら楽になるよ」だったり、「もしかしたら聴覚過敏・ミソフォニアかもしれませんよ」と声をかけて少しでも生活が快適になれるようなればと思うものの・・・

直接に本人に声をかけることや、保護者の方にお伝えすることは難しいという声もありました。

ミソフォニアについて説明すると”私もそうかも”という声多数

ほとんどが聴覚過敏・ミソフォニアという言葉を知りません。しかし、ミソフォニアについて紹介するとあまり興味ない・自分とは関係ないという反応かと思いきや!

「それ私(僕)もそうかも!」や「私(僕)の職場の人もそうかも!」と反応をいただくことが大半です。意外や意外!

それぞれが苦手な音をもっており、重度軽度は人によりけりですが、場所や環境によって当たり前のように防音しているそうです。

例えば・・・

自分そうかも!の場合

  • 移動中の電車の音が苦手で、イヤホンを着けている
  • 食器の擦れる音が苦手でTVの音を爆音にしている
  • 隣に座るクチャラーおじさんがガムを噛むと耳栓を着ける

職場のあの人そうかも!の場合

  • 仕事中いつも大きなヘッドフォンを着けているし、音に敏感な感じ
  • 自分がタイピングするとなぜか嫌な態度されている感じ
  • なんか音で結構過敏な感じでイラッとされている時がある

自分の場合も・あの人そうかもの場合も、”ミソフォニア”と聞いて納得したり、相手をやっと知れたと気持ちが少し軽くなるそうです。

すべての苦手な音やそれに対する反応を”聴覚過敏・ミソフォニア”と症状にしたり名称に当てはめて理解することが「すべておっけい!」とは思いませんが、

言葉が知られて自分の理解相手の理解に繋がっていけることは大事なのだと感じました。まだまだ知識不足な面はありますが身近なところから発信を続け、少しでも誰かの役に立ちたいなと思います。

この記事を書いた人

聴覚過敏とミソフォニアをもつ妹をきっかけに「ear wear」を制作しています。実体験の記事やセルフチェックシートなどお役立ち資料も掲載しています。

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