聴覚過敏・ミソフォニアの私が使ってきたイヤーマフ3種類の体験レビュー

大きな音や苦手な音から耳を守る防音アイテムのひとつに、イヤーマフがあります。
工事現場や作業環境での騒音対策として使われることも多いアイテムですが、
私は聴覚過敏やミソフォニアによって、日常の音に負担を感じながら生活してきました。

イヤーマフの存在を知り、実際に装着してみたことで、
音を完全に消すというよりも、音との距離を取れる感覚を知りました。
その感覚が助けになり、生活の中で状況に応じて、長く使い続けてきました。

この記事では、
私自身がこれまで使用していたイヤーマフの3種類について、
使用感や当時の状態を振り返りながら、体験の記録としてまとめています。

※本記事は、比較・ランキング・購入を勧めることを目的としたものではありません。
医療・診断・治療を意図した内容ではなく、あくまで個人的な体験に基づくレビューです。

目次

イヤーマフとは?|聴覚過敏・ミソフォニアの私が感じた特徴

イヤーマフは、耳全体を覆うように装着する防音アイテムです。
耳栓やノイズキャンセリングイヤホンとは異なり、
耳を直接ふさがず、外側から音を弱める特徴があります。

私の場合、イヤーマフは次のような場面で使うことが多くありました。

  • 周囲の雑音が重なって聞こえる環境
  • 突然の音に強く反応してしまう場面

音を完全に遮断するためというより、
音から一時的に距離を取るための手段として使っていた感覚に近いです。

聴覚過敏・ミソフォニアの私がイヤーマフを使い始めた理由

中学生の頃、音による負担が大きくなり、「耳栓以外に別のアイテムを着用しないとやばい」と感じるようになったことが、
イヤーマフを探し始めたきっかけでした。

本やインターネット、家族や先生からの情報を頼りに、
実店舗での試着やオンラインショップでの購入を繰り返しながら、その時々の生活や状態に合わせて、複数のイヤーマフを使ってきました。

この記事では、その中でも特に使ったことがある次の3つを取り上げています。

  • PAPAPANDA
  • 侍レジェンド
  • Peltor 3M H520A-407-GQ

いずれも「良し悪し」を決めるためではなく、当時の自分の状態との相性として振り返っています。

イヤーマフを選ぶときに私が重視していたポイント

これらの基準はイヤーマフのレビューを行う時の比較検証の重要なポイントの順になっています。

検証ポイント
・つけ心地
・圧迫感や締め付けがきつくないのか
・着脱のしやすさ
・遮音があるのか

「イヤーマフ」を着用した中で確認していくうえで必要なステップとして、つけ心地着脱のしやすさ遮音があるのか圧迫感や締め付けがきつくないのかの4つになっています。

つけ心地

・イヤーマフは耳栓・ノイズキャンセリングイヤホンとは違い、耳全体を覆うように着用するのでつけ心地や30分以上装着しても気持ち悪くないのかを確認します。
・装着時に耳にフィットできているのかで遮音性が変わるのでイヤーマフは特につけ心地が大切です。

圧迫感や締め付けがきつくないのか

・着用中、耳を圧迫してないか、締めついてないかの違和感がないのかをチェックします。
・圧迫感や締め付けがきつくないのかによって長時間着用できるのか/短時間向きなのかが変化します。

着脱のしやすさ

・どの場面でも着脱できるのかや時間がかかりにくいのかを確かめます。

遮音があるのか

・低・中・高音の遮音性のどちらの遮音向けなのかを比較検証を行いました。
・着用をした時に突発音や大きい音が遮音できている/小さな雑音が遮音できているのかを見定めます。

聴覚過敏の私が実際に使ってきたイヤーマフ3種類の体験レビュー

耳や聴覚を保護する必要があると、聴覚過敏診断後に思うようになり、本やネット、家族や支援学級の先生の情報で探しつづけた結果、イヤーマフの存在を知るようになり、中学生に上がるとイヤーマフの専門店で試着・購入したり、AMAZONや楽天などのオンラインショップで自分に合ったイヤーマフを購入することを繰り返していました。

中学生1年生〜高校1年生の頃は周囲の小さな雑音や大人数の喋り声や足音などが気になる時だけイヤーマフを着用をしていましたが、高校生になると思春期や環境のストレスが強くなったことで、次第に着用時間が長くなり、周囲の小さな雑音や大人数の喋り声や足音以外にもスピーカーや電子機材による超音波、高い音が大きく聞こえるようになったことで、遮音性が強いイヤーマフを装着をして過ごしていました。

今回は今まで着用してみて良かったと思っているイヤーマフ3つをレビューしてみました。
着用してみて良かったと思っているPAPAPANDA侍レジェンドPeltor 3M H520A-407-GQの3つをレビュー比較をまとめてみました。これらの特徴は、形状タイプ、遮音タイプ、遮音性・誰向けなのか、重さをまとめてみました。

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PAPAPANDA

侍レジェンド

Peltor 3M H520A-407-GQ
形状タイプヘッドバンド型ヘッドバンド型ヘッドバンド型
遮音タイプパッシブタイプパッシブタイプパッシブタイプ
遮音性

誰向け
・小さな周囲の雑音が苦手な方
・咀嚼音など特定の音が苦手な方
・周囲の音を遮断したい方
・イヤーマフを持ち運びをしたい方
・中高音が苦手な方
・軽度の聴覚過敏の方
・イヤーマフの締め付けや圧迫感が苦手な方
・重低音〜高音でも遮音したい方
・作業や勉強などに集中したい方
・聴覚過敏やミソフォニアどちらももっている方
重さ記載なし230g210g

これらのイヤーマフの特徴を踏まえて、着用した時の特徴や良かった事/不向きだと感じた事・ポイントを正直にレビュー紹介します。

PAPAPANDA:コンパクトで圧迫や締め付けがなく気になる周囲の音を遮音出来るイヤーマフ

出典・引用先 amazon
URL:https://www.amazon.co.jp/PA-PA-PANDa

PAPAPANDAのレビュー

着用した時のつけ心地・圧迫感や締め付けないかを検証したところ、耳周りにフィットしやすく、同時に締め付けはあまりなく、圧迫感がなく、安心して着用しやすいので、長時間着用したい方にはオススメです。

着脱しやすさを検証としては、着用はしやすいのですが、外す時は少し引く力があるかも。

また、折りたたみ時は少し時間が掛かります。遮音性の機能として、侍レジェンドPeltor 3M H520A-407-GQと比べてみて、遮音性が少し弱いですが、足音や近くの人の会話、近所の生活音などの周囲の音や雑音を不快感なく遮音できています。


しかし、自動車のクラクションや電子機器による超音波など突発音や高音には向いていません

周囲の雑音が気になる方や低音〜中音が苦手な方、パソコンのタイピング音など特定した音が苦手な方に向いています。

普段使いしたい方や長時間着用に向いているイヤーマフです。

侍レジェンド:コンパクトに持ち運びができ、耳に着用した時の側圧による疲労感がないイヤーマフ

出典・引用先:モノタロウ
URL:https://www.monotaro.com/g/03487577/

侍レジェンドのレビュー

着用した時のつけ心地・圧迫感や締め付けないかを検証したところ、耳周りにフィットしやすく、同時に締め付けはあまりなく、圧迫感がなく、安心して着用しやすいので、長時間着用したい方に向いています。


着脱しやすさを検証したところ、PAPAPANDAと同様、装着する時は便利ですが折りたたむ時や外す時は時間がかかってしまうのが特徴です。


遮音性の機能を検証をしたところ、折りたたみ機能のイヤーマフは遮音性が弱いものが多かったのですが、侍レジェンドのイヤーマフの場合は遮音性が意外とありました。

マイクなどの機材のハウリングなどの高音は遮断はあまりできてないかもしれません。

しかし、周囲の小さな雑音以外にも走行中の乗り物の音やコンビニやスーパーに設置している防犯システムの電子音、蛍光灯を光っている音なども遮音できています。

周囲の雑音が気になる方や低音〜中音が苦手な方に向いています普段使いしやすいイヤーマフです。

Peltor 3M H520A-407-GQ:着用した時、高音や大きい音などを遮断できるイヤーマフ

出典・引用先:amazon
URL:https://www.amazon.co.jp/3M-%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%A0-H520A-407-GQ-Peltor-

Peltor 3M H520A-407-GQのレビュー

着用した時のつけ心地・圧迫感や締め付けないかを検証したところ、耳周りにフィットしやすいですが、側圧からの締め付け&圧迫感が強いため、短時間使用や大きい音や苦手な音を遮断する場面のみ使用することをオススメします。

また、着用した際に好みが分かれやすいです。

着脱しやすさを検証したところ、着ける時は引く力を強くしないといけないのですが、着脱はしやすくて良かったです。
遮音性の機能を検証をしたところ小さな雑音以外にも、大声や自動車のクラクション、マイクなどのハウリングなどの高い音まで遮断することができます。

高音が苦手な方、大きい音だけ遮断したい方に向いています

現在も愛用して着用しています。

・イヤーマフの初心者や圧迫感が強いのが苦手な人、ミソフォニアの方、長時間着用したい方はPAPAPANDA侍レジェンドを購入・着用するのをオススメします。
・遮音性が強いものが欲しい方、周囲の音が大きく聞こえる方はPeltor 3M H520A-407-GQを購入・着用してみた方がいいなと個人的に考えます

振り返って感じたこと

その日の体調や、どんな音が特につらく感じられるか、どれくらいの時間使うかによって、

「今日はこれが合う」と感じる日もあれば、「今日は少ししんどいかもしれない」と感じることもありました。

そのため、このレビューや比較表も、どれかを選ばせるためのものではなく、
自分の状態を考えるための参考資料として 読んでもらえたらと思います。

まとめ

イヤーマフは、
音を完全に消すための道具というより、
音との距離を一時的に調整するための選択肢だと感じています。この記事が、 イヤーマフを使うか迷っている方にとって、
「自分の場合はどうだろう」と考えるきっかけになれば嬉しいです

この記事を書いた人

聴覚過敏・ミソフォニアの両方持っています。中学高校の6年間は防音アイテム(イヤーマフ・耳栓・ノイズキャンセリング)を音や状況に合わせて着用。同じ悩みを抱えている人などの役に立ちたいと思い、私の音の感じ方や聞こえ方など実体験記事20本を掲載しています。私の実体験・事例はこちらのURLからご覧ください!↓↓

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