なぜ聴覚過敏とミソフォニアをもつ私が体験談を書いたのか?

目次

音のことで一人で悩んでいるあなたへ

音が大きすぎるわけでもないのに、なぜか耳や体が一気に疲れてしまう。
周りの人は平気そうなのに、自分だけがしんどくなってしまう。

「気にしすぎなのかな」、「我慢するしかないのかな」と思いながら、日常をやり過ごしてきた人も少なくないと感じています。

このページは、
同じように音のしんどさを抱えながら生活してきた“当事者のひとり”としての私の経験を、同じ立場の人に向けてまとめたものです。

専門家の解説や一般論ではなく、
「実際にどう聞こえて、どうしんどくて、どう迷ってきたか」その部分を正直に残しています。

※ただの愚痴やネガティブな話を読みたい人向けではありません。
「少しでも楽になるヒントが欲しい」「今の状態から何か変えたい」と思っている人に向けて書いています。

このページで伝えたいこと

このページでは、

なぜ体験談を書くようになったのか
・当時どんなことで悩んでいたのか
・どんな失敗や遠回りをしてきたのか
・今はどんな状態なのか

を、感情論ではなく実体験ベースでまとめています。

「こうすれば治る」「こうすべき」という正解を押しつける記事ではありません。
同じ悩みを持つ人が、自分の状況を整理するための材料として読んでもらえたらと思っています。

聴覚過敏とミソフォニア、両方を併せ持っていたことのしんどさ

私は「聴覚過敏」と「ミソフォニア」をどちらも併せ持っていました。

全体的に音が大きく聞こえるだけでなく、
特定の音に対して強い嫌悪感やイライラが出てしまい、

人の咀嚼音
・足音
・物がぶつかる音
・電子音
などに過剰に反応してしまう状態でした

周囲の人と「聞こえ方」がまったく違う感覚があり、
それをうまく説明できず、理解してもらえないことが一番つらかったです。

音へのイライラや苦痛だけでなく、胃のムカつき、肋間神経痛、頭痛などの体調不良が出ることもあり、
日常生活にかなり支障が出ていました。

関連記事
▶︎当事者レポ聴覚過敏をもつ人はミソフォニアも併存しやすい
https://iroiro-jp.com/article63
▶︎聴覚過敏 ・ミソフォニアの診断テスト 〜 セルフチェックシート
https://iroiro-jp.com/selfcheck/
▶︎ ミソフォニアとは?症状・原因・向き合い方
https://iroiro-jp.com/misophonia-2695/
▶︎聴覚過敏とは?/症状・原因・向き合い方
https://iroiro-jp.com/article1/?utm_source=chatgpt.com

防音アイテムに頼りすぎていた時期のこと(正直な失敗)

当時、ネットで調べても「耳栓を使いましょう」、「イヤーマフを使いましょう」
といった情報しか見つからず、「とにかく遮音性が高いものを使えばいいんだ」と思い込んでいました。

その結果、

・遮音性の強い防音アイテムを長時間使い続ける
・外すと一気に音がつらくなる
・さらに遮音に頼る

という悪循環に入っていきました。

今振り返ると、

防音アイテムへの依存
・思春期特有の不安定さ
・人間関係のストレス

などが重なり、

「ストレスが強い状態 × 強い遮音」= さらに過敏になる

という状態になっていたように感じます。

正直に言うと、
防音アイテムの使い方を間違えて、しんどさを悪化させていた時期もありました。

これは「やってよかった話」ではなく、
**「同じ失敗をしてほしくない話」**として書いています。

関連記事

▶︎8年間防音アイテムを使用した私が思う注意点
 https://iroiro-jp.com/article62/
▶︎聴覚過敏・ミソフォニアの私が防音アイテムを使って助けられたこと
https://iroiro-jp.com/article61/
▶︎自律神経の乱れやストレスを感じていると音が大きく聞こえる?!
https://iroiro-jp.com/a20221128/

情報が見つからなかった当時のつらさ

一番つらかったのは、
当事者の具体的な声にほとんど辿り着けなかったことでした。

みんな、どんな音がしんどいのか
・どう聞こえているのか
・どうやってやり過ごしているのか

それがまったく分からず、
「自分だけおかしいのかな」と一人で抱え込む時間が長くありました。

参考文献も少なく、事例も少なく、
対処法も断片的で、かなり不安でした。

関連記事

▶︎ 聴覚過敏と診断された当時の話
https://iroiro-jp.com/article16/

だからこそ、体験談を書こうと思った

もし当時の私が、

こういう音がしんどかった」
「こう聞こえていた」
「こうやって失敗した」
「こうやって少し楽になった」

という具体的な体験談を読めていたら、
もう少し早く、違う選択ができたかもしれないと思っています。

防音アイテムの選び方や、
使う場所・時間・組み合わせ方を知っていれば、
悪化せずに済んだ部分もあったと思います。

だからこそ、
私の失敗も含めた経験を、同じ悩みを持つ人の参考材料として残したいと思い、体験談を書いています。

関連記事
▶︎音に過敏な「聴覚過敏」4つの社会問題とは?
https://iroiro-jp.com/article71/
▶︎聞こえ方・感じ方のまとめ
https://iroiro-jp.com/article26/
▶︎幼少期から現在まで苦手な音について
https://iroiro-jp.com/a2023033/

学校卒業後、音との向き合い方が変わった理由

学校を卒業し、自分で「行く場所」や「過ごす環境」を選べるようになってから、
音との関係が少しずつ変わっていきました。

無理な環境に長くいない
・静かな場所に移動する
・しんどいと感じたら離れる

そうした選択ができるようになったことで、過敏性で悩む時間は少しずつ減っていきました。

今は、「全く気にならない」わけではありません。

しかし、

・音が来たときに立て直せる
・無理な場面から離れられる
・自分の限界が分かる

ようになり、
以前ほど振り回されなくなったという感覚に近いです。

「慣れた」「克服した」というより、
付き合い方が変わったという表現が一番しっくりきます。

関連記事
▶︎音とHikaruのストーリー
https://iroiro-jp.com/mystory/

このページを読んでいるあなたへ

もし今、
防音アイテムを使っているのにしんどい
・何を選べばいいか分からない
・周りに分かってもらえず一人で抱えている

そんな状態なら、あなたが弱いわけでも、甘いわけでもありません。

聞こえ方には個人差があり、
つらくなる条件も、人によって本当に違います。

このページや、場所別の体験談記事を読みながら、

自分はどの音が一番しんどいのか
・どの場面が一番きついのか
・今のやり方は合っているか

を、少しずつ整理してもらえたらと思います。

最後に|過去の私と、今のあなたへ

音がしんどいと感じることは、弱さではありません。
これまでたくさん我慢しながら生活してきた証拠だと思っています。

このページが、「自分だけじゃなかったんだ」、「少し考え方を変えてもいいのかもしれない」
そう感じるきっかけになれたら嬉しいです。

あなたの音との付き合い方が、少しでも楽になる方向に向かいますように。

この記事を書いた人

聴覚過敏・ミソフォニアの両方持っています。中学高校の6年間は防音アイテム(イヤーマフ・耳栓・ノイズキャンセリング)を音や状況に合わせて着用。同じ悩みを抱えている人などの役に立ちたいと思い、私の音の感じ方や聞こえ方など実体験記事20本を掲載しています。私の実体験・事例はこちらのURLからご覧ください!↓↓

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